ういいいいいす!どうもー管理人のアキで-す!今回はですね漫画「カムイ伝(第一部)」の最終回を紹介します。この最終回、かなり陰惨で救いようがないです。心して見てください・・・。
この記事の概要
- 「カムイ伝」は漫画の枠を越えた作品
- 「カムイ伝」の陰惨すぎる最終回とは?
漫画「カムイ伝」の最終回は、リンチに遭って終了!?
漫画「カムイ伝」は時代は漫画の枠を越えた傑作
出典:http://core-choco.com/news/1415.html
「カムイ伝」は『月刊漫画ガロ』にて1963年から1971年まで連載されていた漫画です。
この作品は、当時としては圧倒的に骨太なストーリーが評価されており、その後の時代劇漫画へ強大な影響力を与えたと言われております。
そのため、この作品は1巻読むだけでも相当な頭を使います。
そのくらい濃密で骨太なストーリーなのです!
ちなみに
当時のキャッチコピーは「ヴィジュアルは映画を凌ぎ、ストーリーは小説を越えた」。このキャッチコピーからいかに「カムイ伝」が漫画の枠を越えた作品だったことがわかりますね。
漫画「カムイ伝」はいまだに完結していない!?
「カムイ伝」はいまだに完結していません。
今回紹介するのはカムイ伝の第一部の最終回です。
実はこの作品は第一部、第二部、そして外伝と、シリーズが多々あります。
メモ
「カムイ外伝」は第一部と第二部の間に存在するストーリーを描いています。
作者の白土三平は「カムイ伝」シリーズを半生かけて描いているので、白土のライフワークとも言われています。
第三部はいつ始まるの!?
ちなみに、白土三平は「第三部の構想がある」と語っています。
ファンにとっては早く続きを見たいですよね。
2018年4月25日、毎日新聞の公式サイトにて、白土三平のインタビューが公開されました。
出典:https://mainichi.jp/articles/20180424/dyo/00m/200/025000c
このインタビューの中で、白土三平は「カムイ伝(第三部)」についてこう語っています。
今は生きるのに精いっぱいですよ(笑い)
この言葉を聞くと、「カムイ伝(第三部)」を見ることは出来ないのかなぁと思ってしまいます(^_^;)。
漫画「カムイ伝(第一部)」の最終回は陰惨の極み・・・
ではさっそく「カムイ伝(第一部)」最終回を紹介します。
この作品の舞台は江戸時代です。
主人公の正助(しょうすけ)は当時としては最下層である農家に生まれました。
注意ポイント
タイトルにもなっているとおり、いちお主人公は「カムイ」という人間です。しかし、中盤以降は正助(しょうすけ)が中心になります。そのため、「カムイ伝」というタイトルですが、もはや正助(しょうすけ)が主人公になっています。
そして正助(しょうすけ)は幕府の圧政に抵抗し、何度も一揆をおこします。
しかし、幕府の力はあまりにも強力でした。
いっこうに治まらない圧政。
正助(しょうすけ)は最後の手段として、直に幕府と話し合いをします。
しかし、幕府は正助(しょうすけ)や農民の言葉に耳も貸さずに、正助(しょうすけ)以外を斬首刑にしてしまうのです・・・。
出典:https://blogs.yahoo.co.jp/baikindaddy/37498294.html
そして、正助(しょうすけ)だけは斬首されず、舌を引っこ抜かれてしまうのです。
出典:https://twitter.com
正助(しょうすけ)は一人で村に戻る。
そこで村人たちは勘違いをしてしまいます。
正助(しょうすけ)が仲間を裏切った!!
正助(しょうすけ)は舌を引っこ抜かれているので、喋ることも出来ません。
そして村人たちは、仲間たちを裏切ったとして、正助(しょうすけ)をリンチするのです。
出典:鉄人社「人気マンガ・アニメのトラウマ最終回」
壮絶なリンチを受けた正助(しょうすけ)は、その後ひっそりと村を後にした。
おわりに
いやー、陰惨過ぎる最終回でしたね。
いちおフィクションだけど、実際にこういう陰惨な出来事が江戸時代にはあったのでしょうかね・・・。
ただ、こういう後味の悪い最終回があることで、より記憶に残りやすいですよね。