ういーどうもー管理人のアキです!本日は漫画「狂気の山脈にて3」のネタバレ感想をします!いよいよ「狂気の山脈にて」後半戦に突入です!はたして主人公達はどうなるのか・・・!
他巻のネタバレ感想はこちら!
この記事の概要
- 「狂気の山脈にて3」の話数別ネタバレ感想
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「狂気の山脈にて」は全四巻なので、第三巻は折り返しというわけですね。
そのためエンディングに向かってより熱い展開になってくるのではないでしょうか。
ではそんなこんなで、「狂気の山脈にて3」のネタバレ感想いたします!
注意ポイント
ネタバレを含むので注意!
「狂気の山脈にて3」のネタバレ感想、あの謎の物体の正体が!!
第三巻、かなり物語の核心を突いた展開でしたねー。
何と言っても、レイク達を襲った"謎の物体"の正体が明らかにされます!
こいつの正体は一体なんなのか!?
「狂気の山脈にて3」のネタバレ感想、第十三章 超古代都市
ダイア-達は行方不明のゲドニーを探しに、未踏の黒い山脈へと進みます。
メモ
行方不明のゲドニー、黒い山脈、これらは「狂気の山脈にて2(または1)」を読んでいないと分からないのでぜひ読んだ方が良いですね。というか「狂気の山脈にて3」は深い内容になっていくので、「狂気の山脈にて3」から読み始めることはオススメできません!
ついにダイア-達は黒い山脈(の向こう側)に到達します。
そこに広がっていたのは、"想像を絶する光景"でした!!
なんと、まさに十三章のタイトルにもなっている"超古代都市"があったのです!!
これを見たとき、私は"あの蜃気楼"を思い出しました。
「狂気の山脈にて1」の第三章、「狂気の山脈にて2」の第九章で都市の姿を映した蜃気楼が現れます。
つまりその都市というのが、この黒い山脈(の向こう側)にあった"超古代都市"だったのですね。
第十三章のまとめ!
- ついにダイア-達が黒い山脈に到達
- "超古代都市"を発見
「狂気の山脈にて3」のネタバレ感想、第十四章 石造の巨大迷宮
第十四章では、前章で見つけた"超古代都市"を探索する様子が描かれています。
この古代都市には氷塵(ダイヤモンドダスト)が舞っています。
氷塵(ダイヤモンドダスト)って?
氷塵(ダイヤモンドダスト)とは、山岳地帯などで大気中に発生する氷の結晶です。氷は反射しますよね。つまり作品内で度々発生していた蜃気楼は、この氷塵(ダイヤモンドダスト)が原因だったのです。(作品内では氷塵についてあまり説明されないので一応調べましたw)
古代都市を探索していくダイア-達。
探索していくうちに色々な発見がありました。
そしてダイア-達は以下の結論を見いだします。
この都市は人類が存在しなかった数百年前の時代に造られた!
そして、この章のラストで何十万年に造られたとは思えない塔を発見します。
人類が存在しない時代に、なぜこんな塔が造られたのか・・・
第十四章のまとめ!
- ダイア-達が古代都市を探索
「狂気の山脈にて3」のネタバレ感想、第十五章 彫刻記述群
第十五章では、第十四章で見つけた塔に潜入する様子が描かれています。
塔内では至る所に"あの星形"があります。
メモ
"星形"といえば、「狂気の山脈にて2」にてレイク達が惨殺された現場に造られた謎の塚を思い出しますね。あの塚も"星型"でした。つまり星型がこの古代都市と何か関係があるということなのです。
そして、ダイア-達は驚くべき壁画を見つけるのです!
この壁画を見て、ダイア-は以下の発言をします。
この都市を築いた種族がその生活や失われた創世記の物語を活字しているんだ・・・これは"彼ら"の歴史だ
この発言内の"種族"や"彼ら"というのは、レイク達が発見したあの謎の物体のことですね。
そして至る所に現れる"星型"が何を意味しているのかも明らかになります。
"星型"は古代都市の住人にとっての宗教的文化的な崇拝対象になっていた!
たしかに頭部が星型の住人にとってみれば、同じ形をしたものを崇めたくなるのかもw
レイク達が発見し、そして襲われたあの謎の物体は、都を築き上げた「旧支配者」だったんですね。
そして、ダイア-は"ある書"のことを思い出すのです・・・。
『ナコト写本』と『ネクロノミコン』について
ダイア-は壁画を見て、『ナコト写本』と『ネクロノミコン』という書を思い出します。
この2つの書を少しばかり説明します。
この2つの書は、結論から言うと架空の書です。
この「狂気の山脈にて」という作品の原作者はハワード・フィリップス・ラヴクラフトという作家です。
ハワード・フィリップス・ラヴクラフト(1890~1937)
出典:https://ja.wikipedia.org
アメリカ合衆国のホラー作家。作品の多くが「宇宙的恐怖(コズミック・ホラー)」と呼ばれる、超次元的異物と対峙する人間の孤独および恐怖を描いたもの。特に『クトゥルフ神話』と呼ばれる架空神話を体系した一人として知られている。
『クトゥルフ神話』、一度は聞いたことある人が多いと思います。
『ナコト写本』と『ネクロノミコン』はこの架空神話『クトゥルフ神話』に登場する書なのです。
この2つの書には、人類が誕生する前に地球には違う支配者がいたという記述があるそうです。
その記述がダイア-の頭を駆け巡ったわけですね。
『ナコト写本』と『ネクロノミコン』は架空の書ですが、この「狂気の山脈にて」の世界では実際に存在することになっています。
もはやダイア-達は神話の世界に足を踏み入れてしまったのです・・・。
第十五章のまとめ!
- ダイア-達が塔内に潜入
- 「旧支配者」の壁画を発見
「狂気の山脈にて3」のネタバレ感想、第十六章 失われた創世記-到来
この章から「狂気の山脈にて3」における最終章までは「失われた創世記」と題して旧支配者の歴史が描かれています。
旧支配者は生まれて間もない地球に、宇宙の彼方から到来しました。
最初に到来した場所が南極海、つまり南極大陸だったわけです。
第十六章のまとめ!
- 旧支配者は宇宙の彼方から到来した
「狂気の山脈にて3」のネタバレ感想、第十七章 失われた創世記-旧支配者
この章では旧支配者がいかに生命を維持していったかが描かれています。
彼らはまず海の底に棲みつきました。
そして
海の底で都市を建築していったそうです。
ポイント
彼らの科学力は現在の人類のものを遙かに凌ぐレベルだそうです。なんかロマンがありますね!
もう、話がすごくロマンに溢れてますよね。
さらに旧支配者はあらゆる生命を創りだしていきます。
そんなこんなで、地球での暮らしを豊かにしていった旧支配者。
しかし、大事件が勃発しました。
なんと、他種族の生命体が地球に到来したのです!
これは旧支配者vs他種族にならないわけがありません。
第十七章のまとめ!
- 旧支配者の生活
- 他種族の到来
「狂気の山脈にて3」のネタバレ感想、第十八章 失われた創世記-ク・リトル・リトル種族、そして・・・
この第十八章が「狂気の山脈にて3」の最終章になります。
第十七章にて、地球に到来した他種族。
その種族の名前が、この第十八章のタイトルにもなっている、"ク・リトル・リトル種族"なのです。
ク・リトル・リトルって?
タコのような姿をしているク・リトル・リトル種族。この"ク・リトル・リトル"というのは、違う呼び方で"クトゥルフ"と言います。そう『クトゥルフ神話』の"クトゥルフ"です。やはり「狂気の山脈にて」原作者が『クトゥルフ神話』の体系者だけあって、同一の世界観になっているのです。
そして、旧支配者とク・リトル・リトルは地球の覇権争いを始めます。
しかし
ク・リトル・リトルは強力で、旧支配者は押され気味になっていきます。
そこで旧支配者は一時的に海中に避難します。
・・・
そんなある日、旧支配者にとってとても幸運なことが起こります。
なんと巨大な自然災害が発生し、ク・リトル・リトルは海の底へ消えてしまったのです。
そんなこんなで、旧支配者はその名のとおり地球の支配者となりました。
第十八章のまとめ!
- 旧支配者とク・リトル・リトルの争い
まとめ
「狂気の山脈にて3」、かなり物語の核心を突く内容でした。
もはや旧支配者がメインになっていましたね。
はたして古代都市に迷い込んだダイア-達は生きて帰ってこられるのでしょうか・・・。
「狂気の山脈にて3」のまとめ!
- ダイア-達が黒い山脈にて古代都市を発見
- 旧支配者の壮大な歴史
他巻のネタバレ感想はこちら!