こんにちは!管理人のアキです!いよいよ「狂気の山脈にて」最終巻になりました。はたしてどのような結末を迎えるのか・・・!?
他巻のネタバレ感想はこちら!
この記事の概要
- 「狂気の山脈にて4」の話数別ネタバレ感想
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「狂気の山脈にて」は全4巻なのでついに最終巻です。
「狂気の山脈にて3」でもかなり物語の核心を突いてきたので早く読みたくてたまりませんでしたw。
ではさっそく「狂気の山脈にて4」のネタバレ感想をしていきます!
注意ポイント
ネタバレを含むので注意!
「狂気の山脈にて4」のネタバレ感想、ついに全ての謎が明かされる!
第四巻、いよいよ最終巻ということもあり悲しかったですね。
もう終わりかーという感じで、全4巻が短く思いました。
結末は読者も背筋がゾクゾクするような、そしてロマンに溢れた終わり方になっているので良い余韻に浸れました。
ドラえもん映画と関係が!?
出典:https://blog.goo.ne.jp/fujiko_f_toshio
「狂気の山脈にて」を全巻読み終えていろいろと調べたところ、なんとドラえもんのある映画がこの「狂気の山脈にて」に影響されているという情報がありました。その映画とは『ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』。評論家の岡田斗司夫氏もこれを指摘しています。
出典:岡田斗司夫のブロマガチャンネル
ドラえもん映画にも影響を与えているだなんて流石ですね。
「狂気の山脈にて4」のネタバレ感想、第十九章 ゲドニー
この章のタイトルを見たとき「お!いよいよゲドニーが見つかるか!」と思いました。
ゲドニーって?
ゲドニーは旧支配者に襲われた一人です。唯一殺戮現場にゲドニーは発見されなく、生存している可能性がある人物でした。ダイアー達はゲドニーを探しに黒い山脈を目指すのです(このあたりの内容は第3巻で詳しく描かれています)。
正直、ダイア-達が古代都市を発見してからはゲドニーを発見する目的が失われつつあったようなw
ダイア-達は第3巻に引き続いて、古代都市を探索します。
探索中にゲドニーが通ったと思われる形跡(ガソリンの臭い)を発見します。
そしてついにゲドニーを発見するのだが・・・
・・・
ゲドニーは死んでいました。
まあ正直殺されているんだろうなと思っていましたが、ガソリンの臭いから発見に至るとは予想していませんでした。
第一九章のまとめ!
- ゲドニーの遺体を発見
「狂気の山脈にて4」のネタバレ感想、第二十章 "なにか"が・・・
ゲドニーを発見したのでダイア-達は古代都市を探索することだけに集中できます。
そんなこんなで、ダイア-達は奥へ奥へと進んでいきます。
巨大化した皇帝ペンギンにも遭遇。
こんな恐いペンギンに遭遇しても、ダイア-の知的好奇心を抑えることは出来ません。
そんなダイア-に仲間は・・・
当然ですねw
そしていよいよダイア-は異様な光景を目撃してしまうのです。
旧支配者が惨殺されていたのです。
少しややこしくなってきました。
そもそもレイク達が旧支配者に襲われたことから物語は始まりました。
つまり"レイク達を襲った支配者"を襲った"何か"がいるわけです。
第二十章のまとめ!
- ゲドニー達は古代都市の奥地へと進む
- 惨殺された旧支配者を発見
「狂気の山脈にて4」のネタバレ感想、第二十一章 ショゴス
はたして旧支配者を惨殺したのは何者なのか・・・。
旧支配者の遺体にはねっとりとした粘液が付着していました。
さらには首をもぎ取られていました。
ゲドニー達が立ち往生しているとき、謎の霧が発生します。
この直後、"ある鳴き声"が鳴り響きます。
テケリ・リ・・・
そしてゲドニー達を襲ったのは・・・!!
ショゴスです!!!
メモ
ショゴスというのは「狂気の山脈にて3」で詳しく描かれています。もともとは旧支配者が生み出した生命体だったのですが、知性が発達し旧支配者に対して反乱を起こすのです。その際、旧支配者は反乱を鎮圧できたのですが・・・。
つまり旧支配者を惨殺したのはこのショゴスだったわけです。
何千年の時を超えて、旧支配者に再び反乱を起こしたということでしょうか。
第二十一章のまとめ!
- 旧支配者を惨殺したのはショゴス
- ショゴスがゲドニー達に襲いかかる
「狂気の山脈にて4」のネタバレ感想、第二十二章 凍原(コールド・ウエイスト)
ショゴスが襲いかかり、ゲドニー達は必死で逃げまくります。
逃げている間に、ゲドニーは"あること"を考えます。
それは"旧支配者に対する哀れみ"です。
旧支配者というのは人間誕生以前の地球の支配者。
つまり、昔の人間なのです。
自分がもし旧支配者の立場になっていたことを考えてみてください。
よくわからない生命体(人間)に何千年の眠りを覚まされたのなら、迷わず殺すに決まっています。
ゲドニーも襲われる立場になり、初めて旧支配者への哀れみが生まれたのでした。
そんなこんなで出口が見えてきます。
そして、ダイア-達は心に誓います。
ここで見たことは心にしまっておこう
こうしてダイア-達は古代都市を後にします。
第二十二章のまとめ!
- ダイア-が旧支配者への哀れみを感じる
- 古代都市を脱出
「狂気の山脈にて4」のネタバレ感想、第二十三章 狂気の山脈
この章のタイトルはまさに「狂気の山脈にて」という作品のリードタイトルのようなものですね。
ダイア-と共にしていたダンフォースは先ほどのショゴスの襲撃によって精神的に不安定になっています。
そして無事拠点に戻り、ダイア-達は南極大陸を後にするのでした。
第二十三章のまとめ!
- ダンフォースが精神的に不安定になる
- 南極大陸を後にする
「狂気の山脈にて4」のネタバレ感想、最終章 アーカムにて
さあいよいよ最終章です。
メモ
タイトルの"アーカム"とは架空の都市です。アメリカ合衆国マサチューセッツ州に存在している設定になっています。
もうこの章は後日談みたいになっているので、それほど重要ではありません。
ダイア-達とはまた別の南極大陸調査隊が編成されます。
しかしダイア-は南極で起こった恐怖を知っているので何としてでも南極には行かせないようにします。
しかし、どうすることも出来ません。
なにせダイア-は南極大陸で起こったことは心に閉まっておくと決めており、たとえ説得しようとしても信じてもらえないでしょう。
一方で、ダイア-と共にショゴスに襲われたダンフォースはというと・・・
都市に戻っても、ダンフォースの精神状態が安定することはありませんでした。
ある人は惨殺され、ある人は心に傷を負い、そしてある人は晴れることのないモヤモヤを抱えている。
南極大陸、つまり狂気の山脈は訪問者をまさに狂わせてしまう、そんな呪われた地でした。
最終章のまとめ!
- 無事アーカムに帰還
- ダイア-は今後南極大陸を調査するチームを止めようとするも、出来ない。
- ダンフォースは精神状態が不安定のまま
まとめ
「狂気の山脈にて」、非常におもしろい作品でした。
全四巻を読み終えて感想は「考えさせられる物語だったなぁ」です。
実際に人間が誕生する前には、この地球を支配している"なにか"がいたのかもしれない。
そして、その"なにか"が今もどこかに眠っているのかも。
そんな恐怖とどこか童心をくすぶられるロマンティックさがありました。
小説版もあるよ!
「狂気の山脈にて」というのは元々は小説です。「漫画はちょっと・・・」という人は小説版もあるので、そちらをオススメします。
そんなこんなで、「狂気の山脈にて」のネタバレ感想を終わらせていただきます。
こういう良質な作品はやっぱり読んでて楽しいですね。
「狂気の山脈にて4」のまとめ!
- ゲドニーが遺体で発見
- ショゴスに襲われる
- 無事"狂気の山脈"から脱出
他巻のネタバレ感想はこちら!